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第1回 情報倫理シンポジウム
〜インターネットにおける有害情報について〜
 

インターネットが爆発的に普及してさまざまな分野に利用されるようになって
きました。そのため、学校教育においてもインターネットの積極的な利用が望
まれます。しかしながらそれによって教育に有効な情報が容易に利用できる一
方で、猥褻・暴力などのような子供たちに悪影響を与えかねないホームページ
が存在しており、その取り扱いが問題となっています。

日本情報倫理協会(JANL)は、ネットワーク時代の情報倫理を形成するべく活動
していますが、このたび巾広い分野の方々と相互に情報を交換し、研鑽するた
めに標記のシンポジウムを開催することにいたしました。ご関心のある皆様の
積極的なご参加をお願いします。

 第1回 情報倫理シンポジウムの記事:    平成9年10月8日読売新聞朝刊
  ”有害”ホームページ  市民の目で格付け  情報倫理協会

 インターネットポルノなどの有害情報から子供を守るため、 このほど発足した日本情報倫理協会(会長・江澤義典関西大 学教授)が有害情報をパソコンで受信出来なくなるする独自の フィルタリングシステムに取り組む。通産省の関係団体、 電子ネットワーク協議会が九月中旬から始めた実験に次ぐ もので、市民の視点から何が有害かの格付けを行いたいと している。
 さる四日、大阪で開かれた第一回情報倫理シンポジューム で江澤会長が明らかにしたもの。「インターネットには表現の 自由があるが、受信しない自由もある。インターネットを教育 に取り込む時には、ポルノなど不適切なホームページを教師が コントロールせざるを得ない」とし、フィルタリングシステム の必要性を強調した。
 これは、電子ネットワーク協議会のような”公的”な団体が ”有害”認定するだけでなく、幅広い市民ボランティアから見 た有害ページの格付けも必要だというもので、情報倫理協会が 母体となって実現に向けての議論を深めたいとした。
 電子ネットワーク協議会は米娯楽ソフト諮問会議の作った 評価基準(RSACi)を参考に、独自に格付けした有害ホーム ページリストのデータベースを作った。対応するソフトをパソコンに 入れておくと、子供に有害なページへのアクセスは出来ないと いうシステムの実験を始めている。
 協議会の清水昇部長は同シンポジウムで「複数のシステムから 選択できることも重要」と、民間ベースの登場を歓迎する姿勢を 示した。
 一方、山口大の立山紘毅助教授は、「何が有害かは立場、価 値観で異なる」とし、「文部省推薦のような形でなにか一つの システムの利用を学校に奨励することは検閲に等しい効果があり 好ましくない」と注文を付けた。     (島田 範正)
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